梅雨前線

2004年6月7日 エッセイ
もう梅雨の時期か。はやいな。
これから雨が降る日が続くのか、やだな。

中学のころ僕は、自転車通学をしていた。
僕らの学校では、雨の日にはカッパ通学が一応義務だった。

ぬれないのはいいんだけど、自転車こぎづらいし、
毎日使うとくさくなってきた。
カビとかも生えてた。着るの嫌だったな。

さらに、僕らの通学路には、雨になると大量のカタツムリが
道路にうようよ出てきていた。
道路の向こう側に行こうとしてたんだろう。

1匹ならかわいいかもしれない。
でも、大量にいるとちょっと気持ち悪い。

多い日なんて、1メートルに1匹はいた。
中にはもうつぶされているカタツムリもいた。

僕はつぶさないようにつぶさないようにと慎重に運転したけど、
それでも運が悪いときにはつぶしてしまった。

カタツムリのあの行動は、明らかに自殺行為で、
たぶんすごい数のカタツムリがつぶされて死んだと思う。
それでも、雨になるとはあらわれて、僕らの道を邪魔してた。

そこまでして道路のむこうにいく必要があったんだろうか。
ぜんぜんわかんない。カタツムリに口無し。

たぶん今でもあの道には、カタツムリがいっぱいいるんだろう。
そんで、中学生にトラウマをあたえながら、
命がけの挑戦を繰り返してるんだ。

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