ステーシー

2004年11月23日 読書
ISBN:404873038X 単行本 大槻 ケンヂ 角川書店 1997/07 ¥1,260

ついでなんで書いとく。
昨日『似たようなの』って書いたけど、
本質的にはぜんぜん違うと思う。
だったら何で昨日僕はそんなこと書いたのか。
うーん、何でだっけか。
グロくてさみしくて希望が無いって点でだったっけか。
まあいいや。感想に戻ろう。

この本は、今まで僕が読んできた本の中では
一番無茶苦茶で、希望がまったく無い設定だ。

うろ覚えだけど簡単に書いてみる。

あるときから、世界に異変が起こり、
ある年齢層の少女たちは、人間を殺し、街をふらつく
少女ゾンビ、『ステーシー』に変身するようになってしまった。
彼女たちをほうって置いたらたくさんの人間が殺される。
ばらばらの肉片にならない限り活動をやめることはない。
家族、恋人、みんなステーシーになってしまう。
そんな状況におちいった世界で人々はどう生きるのか。
そんなお話。

悲しくてむなしくて、もうどーしよーもない。
絶望ってこういうことなんだなって教えてくれる。
僕がこんな世界にいたら、ひたすら逃げ惑うだけだろうな。

あんまりネタバレしたくないんでこんなところでやめとく。
ほんと、大槻ケンヂはバカだ。(ほめ言葉)

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