落ちなし下書きなし

これを書いているということは、就職活動をサボっているということ。
いや、ちょっとさっきまで教育実習の事前指導のレポートやってて、
時間かかったし、さらにこれからゼミの課題を作らないといけないので、
また忙しいという言い訳をしてみる。

説明会に行くと、よく
「これからは非常に厳しい時代だ。企業なんてどこもどれだけ持つかわからない。終身雇用の時代は終わりだ。だからこそ自分のやりたいことをやれ。いやなことより、やりたいことのほうががんばれるだろう。それがこれから先の時代の生き方だ。」
と言われる。

僕のやってることは、いやなこといやなことになぜか突っ込んでいくという
わけのわからない行動だ。暴走に近いかもしれない。
すべて将来のためだとかいって、やりたくないことばかりやるっていうのは、
この話の対極を行っている。

正直、もし仮に教師になったとしても、
僕は1年持つ自信がない。そもそもなりたくない上に激務で精神的にもつらい職業だ。
僕の知ってるある先生は、生徒に車を壊されてた。

そんな仕事になんのやる気もない僕がついてまともにやれるわけがない。
教員免許なんて僕のやりたい仕事には何一つ結びつかないといってもいい。
そんなものにいったいなぜ挑戦するのか。
そこに将来なんて存在するのか。
企業によっては就職の足かせになるともうわさされているのに。

結局僕は流されているんだろう。
僕の両親は、二人とも教師になり損ねたという境遇だ。
だからなおさら僕にその風当たりが来るのかもしれない。

21歳にもなってほんと、何言ってんだろ、自分。
自分の人生くらい自分で決めなきゃいけないのに。

やりたいことをやることが、これからの人生でもっとも大事なこと。
その対極を行くのはとてもおろかなこと。

勝ち組と負け組に真っ二つに分かれるこれからの日本で、
誰も彼もがリスクを背負って、夢を追わないといけなくなった。
平凡な生活など、もう存在しない。
大企業はリストラするし、公務員だって、いつか首になるかもしれない。

過去はもう繰り返されないのだ。