ISBN:4104580023 単行本 舞城 王太郎 新潮社 2004/10/28 ¥1,470
短編集。
これまた感想の書きにくい本っちゃあ本。
300ページくらいの本なんだけど、
とにかく勢いで言葉とストーリーが詰め込まれているんで、
実質的なボリュームは倍くらいある。
油断してた。この人の本は二冊目だけど、
前読んだ『熊の場所』は、この人の小説の中ではまだ読みやすい方だったのね。
町田康(町蔵)の文体をさらに加速させた感じの文章でひたすらつっぱしる。
ストーリーがいつの間にか変わっている。
時間がいつの間にか変化している。
登場人物がいつの間にかふえている。
とにかく、読みづらいっちゃあ読みづらいんだけど、
文章のパワーがあるので読まされてしまう。
特に表題作の『みんな元気。』がすごい。
5つ分ぐらいの小説のアイデアを百数十ページに詰め込んじゃってる。
これ一本をばらすだけで短編集が二冊ほど完成するほどの量だ。
これをもし計算でやってるんならすごい。
僕もこんくらい思いのままにかけたらなあと思う。
いや、実際思いのままに書いてるのかはしらないけどさ。
短編集。
これまた感想の書きにくい本っちゃあ本。
300ページくらいの本なんだけど、
とにかく勢いで言葉とストーリーが詰め込まれているんで、
実質的なボリュームは倍くらいある。
油断してた。この人の本は二冊目だけど、
前読んだ『熊の場所』は、この人の小説の中ではまだ読みやすい方だったのね。
町田康(町蔵)の文体をさらに加速させた感じの文章でひたすらつっぱしる。
ストーリーがいつの間にか変わっている。
時間がいつの間にか変化している。
登場人物がいつの間にかふえている。
とにかく、読みづらいっちゃあ読みづらいんだけど、
文章のパワーがあるので読まされてしまう。
特に表題作の『みんな元気。』がすごい。
5つ分ぐらいの小説のアイデアを百数十ページに詰め込んじゃってる。
これ一本をばらすだけで短編集が二冊ほど完成するほどの量だ。
これをもし計算でやってるんならすごい。
僕もこんくらい思いのままにかけたらなあと思う。
いや、実際思いのままに書いてるのかはしらないけどさ。
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